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こんにちは。

昨日に引き続き、今日も関東地方は30℃を超える真夏日でしたね(;^_^A。しかもこの天気は来週まで続くようで、なかなか体に厳しい気候です。我が家の娘たちも、毎日のように近所のSE〇YUで、アイスを買ってくれとねだってきますが、今からこんな調子だと、今年の夏はアイス代がどれだけかかるんだろうと今からビクビクしています(笑)。

さて、今日は「中古マンションを買うなら、ここをチェック!!」というテーマで書いていきます。


近年、新築マンションの価格の高騰や、リノベーションブームも手伝って、中古マンション市場が活発になっています。

元々日本人は、「新築信奉」が根強いため、「できれば新築がいい」けど、「予算が足りない」ので「妥協して中古で我慢」という方も多かったのですが、近年は消費者の意識も少しずつ変わってきているようです。

では実際に中古マンションを購入する方は、どういった点を購入の判断ポイントにしているのでしょうか?

通常、多くの方が物件を探す際のポイントとしては、

・立地(中古マンションは立地が良いものが多い。)

・価格(当然新築よりも安い。リノベーション物件でも新築を買うよりは安く買える)

・広さ(最近の新築は60~70㎡台の間取りが中心ですが、昔の物件だと80~100㎡のマンションなども選べる)

・内装(リフォーム代やリノベーション費用と物件価格の合計がどのくらいになるか?)

といった点が多いのではないかと思います。

しかしこれらのポイントは、全て専有部分(自分が住む自宅部分)のことです。

当然、専有部分が自宅ですから、そこが気になるのは当然なのですが、実は中古マンションを購入する上で、もっと気にしなければならない点があります。

それは、「マンションの管理状況がどうなっているか?」

これ、超大事です。

マンション=集合住宅。つまり、「多くの人(世帯)が一つの建物で共同生活をしている」とも言えます。

そこで、具体的には、以下のポイントをチェックしてください。

①管理会社に管理を任せているか、自主管理か?

 ・古いマンションや小規模マンションになると自主管理も多いですが、やはり管理会社が入っているマンションの方が計画的かつ定期的なメンテナンスがされていることが多いです。また、管理組合も正常に機能していることが多く、定期総会やその議事録等もきちんと保管されています。
もちろん自主管理の場合でも、住民の管理への意識が高く、きちんと管理組合が機能しているマンションもあります。

どちらにしても、不動産会社ではなかなか実情は把握しにくいため、実際に住んでいる(住んでいた)売主さんに聞ければぜひ聞いてみましょう。

②過去の修繕履歴(計画)の状況確認

 ・通常、マンション(管理組合)には修繕計画表が備えられており、過去の修繕履歴や今後の計画を確認することができます。
中でも大規模修繕の履歴は要チェック。計画通り修繕が行われていない場合、不測の工事が発生する可能性もあります。
その際に積立金が不足していたりすると、組合員で補填しなくてはならないため、不測の出費が発生することも(悲)。

③管理費や修繕積立金の状況確認

 ・組合員(住民)から毎月集められている管理費や修繕積立金
近々、値上げの予定はないか?きちんと集金できているか?滞納世帯があるかどうか?これらも事前に知ることが可能です。あまりにも滞納金額や、滞納世帯数が多いマンションは、住民の方のモラルも低い可能性がありますので、避けた方が良いかもしれません( ゚Д゚)。

他にも細かく言えばキリがないですが、上記の内容は最低限、申し込みをする前に確認することをお勧めします。

※実際の取引では、契約締結前の重要事項説明の際に説明されますが、その時に知っても遅いので、購入申込前の確認がベストです。

ちなみに、これらの内容は、管理会社に任せているマンションだと「重要事項に係る調査報告書」という書類に記載されております。
元付(売主から依頼を受けた)仲介会社さんを通じて取り寄せることができますので、ぜひ確認してください。

自主管理の物件の場合は、管理組合の理事長さんに確認するしかないのですが、ない場合もあるそうです。。。。

物件の引き渡しを受け、いざ住み始めてから「こんなはずじゃなかった。。。」と後悔しないように、事前のチェック、大事ですよ♪

おしまい。