Category:気軽に賃貸♪ > 設備について

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おはようございます。

突然ですが、僕には理想の家のイメージがあります。昔から車やバイクが好きで、学生時代はガソリンスタンドでバイトをし、卒業後も最初は自動車部品販売会社でピット作業員として働いていたくらいです。そんな僕も家庭を持って、今では昔のように趣味の車にお金をかけることもできませんが、子供たちが無事に独立したら憧れの「ガレージハウス」を建てて、休みの日には車を整備したり、眺めたりして過ごしたいなぁと思っています(笑)。

ということで、数年前にマンションを買ったものの、最近は「一戸建」に想いを馳せている僕ですが、一戸建を購入する方で一番多いのが「建売住宅」です。


そこで今日は「建売住宅を買った後にかかる費用」について書いていこうと思います。


建売住宅を購入したあと、実際に生活できるようにするには、結構お金がかかります。
手付金と諸経費で、手持ちの現金を使いきってしまうとあとで困ることもあるので、その分の費用も考えた資金計画を立てておきましょう。

①え、ついて無いの?と驚かれるもの。
・マンションには大体ついていて、建売住宅にはほとんどつていないもの。
「TVアンテナ」「カーテンレール」「網戸」
この3つはほとんどの建売住宅ではついていません。それぞれ「電気屋さん」「家具屋さんやカーテン屋さん」「ホームセンターなど」で購入可能です。
裏技として、売主さんにオプション費用としてを支払うことにより、物件価格に含めてもらえる場合もあります。そうすることで、住宅ローンで賄うこともできます。

②多くの人が買うであろうもの。
エアコンはもちろん1台もついていません。特に最近の大型LDK(15畳~)に設置するタイプのエアコンは大型エアコンで軽く20万円近くします(;´・ω・)。全部屋分を一度に購入して、エアコン本体の割引を狙うも良し。本当に必要な部屋から順番に付けていくも良しだと思います。ちなみに我が家は4LDKですが、リビング隣の勉強部屋には未だついておりません(笑)
新しい家具、家電。これも多くの方が新調しますね。やっぱり夢のマイホーム。新しい食器棚やダイニングテーブルにソファ。大型テレビやベッドも欲しい。子供部屋には勉強机とピアノも置きたいなぁ。。。。
なんて、ついつい欲望が高まり、気が付くと数十万円の出費に。なんてことも実は珍しくないです。
数千万円の買い物をした直後だから数十万円なんて大したことないと考えがちですが、その数千万円は住宅ローンであることをお忘れなく。


③意外にもないと困るもの。
バルコニーの屋根
バルコニー(ベランダ)は通常洗濯物を干しますよね?3階建てで2階バルコニーに物干し台がついている場合などは、3階バルコニーが屋根の代わりになりますが、3階部分のバルコニー2階建てのバルコニーの場合は屋根がないことが多いです。となると、急な雨で洗濯物がびしょびしょに。。。なんてこともあるわけです。
後付けの屋根、実は必須です。

車を大切にしてる方はカーポート(屋根)も欲しくなりますね。


そのほかにも色々あると思いますが、何をするにしてもお金がかかりますし、住宅ローンの金額を抑えるために手持ちの貯金を全部支払ってしまうと、不測の事態にも対応できなくなってしまいます。


建売住宅を購入する時は、不動産屋さんとよく相談して、買った後にどのくらいお金が掛かる(掛ける?)のか資金計画を立てることをお勧めします!


おしまい。

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こんにちは。

今日も晴天の日曜日。気温も高過ぎず、過ごしやすい天気ですね。数日前に「梅雨のジメジメ対策」について書きましたが、最近の天気を見ると梅雨入りはもう少し先になりそうですね。

さて、今日は賃貸物件へのエアコンの追加設置について書いてみたいと思います。
最近の単身用物件(ワンルームや1DK)は、まず1台はついているエアコンですが、世帯用物件では、1台しかついていないということも多いです。近年の異常なまでの夏の暑さに耐えられる方は別ですが、欲を言えば各部屋に1台ずつ設置したいものです。
となると、自分で追加設置が必要になるわけですが、その際に入居者の方から、「壁に穴が開いていないんだけど、つけてもいいの?」という質問をされることが多いです。
確かにエアコン未設置のお部屋だと、コンセントは壁の上部についていても、穴が開いていないこともあります。エアコンのホースを通さないとつけられないのですが、問題は「穴をあけても良いかどうか?」です。
結論から申しますと、「管理会社に確認をした上で、許可を得られればあけても大丈夫!!」です。
但し、あくまでもきちんとした工事業者さんに依頼して開けてもらうことが前提になります。(自分であける方はなかなかいないと思いますが。。。)
また、退去時には設置したエアコンは撤去することが原則になります。その際も引っ越し屋さんなどに依頼して外してください。そして、最後にはきちんとフタ(丸いプラスチック製のやつです)をする必要があります。(たいてい工事業者さんがつけてくれます)

その他エアコン設置について気を付けなければいけないことは、
・電圧に注意する。(100V、200Vなど)
・室外機の置き場があるかどうか?
だと思います。

多くの家庭用エアコン(6~8畳クラス)は通常の家庭用電圧である100Vで問題ないですが、リビング用などの大きめのエアコン(10畳以上クラス)の場合、200V電源である事もあります。その場合、コンセントやブレーカーの工事が必要になりますので、詳しくは電気屋さんに確認して、場合によっては管理会社に相談した方がよいかと思います。

また、設置可能な部屋ですが、どの部屋にも可能というわけではありません。エアコンには必ず室外機がセットでありますので、その室外機を問題なく置けるスペースを確保しなくてはなりません。特に廊下側に面した部屋に設置する場合、室外機置場を廊下に置くケースも見られますが、中には消防法との絡みで廊下に室外機を設置してはいけないというケースもあります。

いざ購入してから工事の段階で設置が不可能と判断されたり、設置後に撤去を求めたりされては金銭的にも無駄になってしまうので、エアコンをつける際は事前に各種確認をしてから購入されることをお勧めします。
ちなみに当然ですが、真夏になってからは電気工事業者さんも設置や修理にフル稼働のため、設置日が何日も先になることもあるらしいので、購入を検討されている方は少し余裕をもって今くらいの時期に購入されたほうがよいかもしれませんね。

おしまい。



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こんにちは。

今日は母の日の日曜日ですが、じとじと雨が降っています。
今月に入って、奄美地方や沖縄地方はもう梅雨入りしたみたいですね。
GWは夏日のような暑さ明け、急に3月中旬並みに気温が下がったりと
なかなか体に堪える時期ですが、関東もそろそろ梅雨入りかもしれませんね。

僕が過去に遭遇したトラブルにこんなケースがありました。
ちょうど9月の末頃、お部屋を退去するお客様との退去立会いでのこと。
約2年住んだお部屋から荷物が完全に撤去された後に立ち会った際、その室内に唖然。。。。

おそらく大型の家具が置いてあったであろう箇所の壁一面におぞましいほどの「カビ」が!!
しかもそれは壁だけでなく、カーペットを引いてあったであろう和室の畳にまでΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン。
そして、その時の会話。

僕「かなりカビがひどいですね。。。」
お客「ええ、この部屋すごい通気性悪いですよねぇ。おかげでカビだらけですよ。」
僕「そうですね。。(ほかの部屋はこんなひどいことなかったぞ。。)」
お客「これだけ通気性悪いって、この物件って欠陥住宅ですよねぇ(笑)」
僕「あのー、〇〇さん。こちらにはご夫婦お二人でお住いでしたよね?」
お客「そうですよ。何か問題でも?」
僕「いや、問題はないです。確か共働きで日中はお二人ともお仕事でしたか?」
お客「そうですね。何か?」
僕「今年の夏は特に暑かったから、日中閉め切っていると帰ってからお部屋が蒸し風呂
  みたいじゃなかったですか?エアコンも大活躍だったでしょう?」
お客「そうですね。でもその分帰ってからのビールが美味しかったです。ただ、エアコンはほとんど使っていないですよ。」
僕「え?エアコン故障したりしています?」
お客「いや、僕ら夫婦はエアコン嫌い、というか、扇風機派なんです。(ドヤっ)」
僕「そうなんですね。。でも扇風機でもかなり蒸し暑かったんじゃないですか?」
お客「いや、昔の人を思えばこのくらい全然平気ですよ!!」

というようなやり取りが続き、お客さんは「エアコンを使わない俺ってすげぇだろ!!」
と得意満面。こちらの回りくどい言い方では話が進みません。
仕方がないので、本題を直球でぶつけました。

僕「あの、大変申し訳ないのですが、このカビは通常の使用による損耗と認められませんので、
  壁紙代の一部をご負担いただくことになってしまいます。」
お客「え?なんで?壁紙は全額家主負担でしょ?」
僕「はい。通常の使用における損耗や消耗は大家さんのご負担で修繕します。」
お客「だよね?うちも普通に使っていただけで、この建物の欠陥でカビが生えたんだよ?」
僕「おっしゃる気持ちはわかります。ただ、ご契約時にご説明したと思いますが、借主様にも
  お部屋を保全する義務。我々の用語では「善良なる管理者の注意義務」というものがありまして。」
お客「何それ?よくわかんないんだけど。」
僕「はい。簡単に言うと、建物の設備故障による修繕は大家さんの義務です。しかし、借主様にも
  義務があります。例えば「故障個所の報告」や「お部屋の通気・換気」も含まれます。」
お客「もっとわかりやすく言って!」
僕「すみません。ではこのお部屋について具体的に説明しますと、このカビの異常発生は建物の
  欠陥ではなく、〇〇さんの使い方、つまり除湿や通気、換気を適切に行っていないことが
  原因の発生と思われます。事実、他のお部屋でこれほどのカビが大量発生したことはなく、
  中には〇〇さんよりも長期間お住いになられていた方も多数いらっしゃいます。
  先ほど、エアコンを使っているのかどうかお聞きしたのはそのためです。
  もちろんエアコンを使用することは義務ではありませんが、どうしても日中閉め切ったお部屋は
  かなりの湿気が発生します。
  また、大型家具を壁にピッタリつけていらっしゃったかと思いますが、
  そうすることで壁と家具の間の通気が遮蔽され、さらにカビの発生を助長します。
  カーペットも同じです。つまり、〇〇さんは、「善良なる管理者の注意義務」として、
  お部屋の通気換気にも注意を図る必要があったのですが、それを怠ったため、
  一部修繕費をご負担いただくことになってしまうのです。」
お客「・・・・・。」

とこのような感じです。
もちろん最近ではなく、10年近く前の話ですので、今のように原状回復に関するガイドラインなども
無かったころのお話です。
ただ、今でもそうですが、借主様にも「物件を適切にご使用いただく」ということは大切です。
そして、退去時の原状回復でのトラブルは僕たち不動産屋さんも、なるべく避けたいことです。

先ほどのケースは、例えば「エアコンを適切に利用いただく」ことである程度防げる内容でした。

カビの発生はお部屋の傷みもそうですが、体調にも大きく影響します。

そこで皆さんに心がけていただきたいのはお部屋のエアコンの有効活用です。

単身用の物件はほとんど、世帯用の物件でも1部屋くらいにはエアコンが設置されている物件が
多いと思います。
エアコン(昔はクーラーと呼んでいましたが、今のエアコンは冷房だけでなく、
色々な機能が付いてますね。)には
「ドライ」機能がついています。日本語でいうと「除湿」です。
エアコンの除湿機能をうまく使うことで、かなりカビは防ぐことはできます。
皆さんにはこれからの多湿な季節、ぜひエアコン+換気をうまく使っていただき、快適な賃貸生活を送っていただければ
と思います。

おしまい。
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